みなさま、こんにちは。
8月もあと1日で終わりですね。学生の皆さんは宿題のラストスパートに忙しいでしょうか?
9月の新学期スタートとともに暑さが和らぎ天候が落ち着いてくれると良いですね。
さて、今日も施工事例をご紹介させていただきます。
数か月前から雨がひどく降ると雨漏りするようになったとのことで、ご連絡をいただきお伺いしました。
1階でお店を開いておられる鉄骨3階建てのお住まいでした。
最初に、雨漏り箇所を確認させていただきました。
天袋の天井に雨漏り痕のシミがくっきりと出ていました。
目に見える影響はわずかでも建物全体に大きな影響を及ぼすのでしっかりとした対策が必要です。
それで、実際に防水工事が必要な部分を確認するため屋上、バルコニーを調査しました。
屋上写真
全体的に防水層の塗膜が剥がれて、ムラが出来ているのが分かります。
小さなひび割れが幾つも見られ、これらが室内の雨漏りの原因の可能性もあり、補修が必要な状況でした。
雨水が集まって流れていく排水溝まわりも、ひび割れに加えて錆も見られ劣化が確認できました。
さらに、もう一つ雨の侵入経路となりやすいベランダも調査を行ない、併せて工事をさせていただくことになりました。
今回は FRP防水 と呼ばれる方法での工事となりました。
これは、防水用ポリエステル樹脂で防水層を形成することで、強度もあり耐水性に優れた高品質の防水方法です。
それでは、工事の流れをご覧ください。
これまでは『シート防水』と言われる防水方法が使われていましたので、まずは既存シートを撤去します。
パラペット部分も丁寧に塗膜を落とし、下地を整えます
排水溝まわりは特に丁寧に
プライマー塗料塗布
ガラスマット貼り
ガラスマット貼り上塗り
FRP防水材を塗布
最後に仕上げのトップコートを塗布
新しい防水層の性能を長持ちさせるために、改修用ドレンや脱気筒も新しく取付しました。
こうして、何層にもしっかりと重ねた防水層でお家を守ってくれる屋上が完成しました!!
続いてベランダの防水工事の様子もご覧ください。
屋上と同様に下地処理・防水材塗布・トップコートと作業を行いました。
こちらも手摺の足下部分の隅々までしっかりと防水層が仕上がりました!
今年の8月は、過去最多記録に並ぶ台風が発生したこともあり、家屋への影響も少なくなかったと思います。
心配な症状が見受けられる方も、早めの対策を考えておられる方も、ぜひイーリンクへお問いわせください。
適切な診断調査を行ない、必要な工事のご提案をさせていただきます。