みなさま、こんにちは。
いよいよ、先回ご紹介した雨漏り改修工事の施工編になります。
最初に工事前の写真をご覧ください。
Before
瓦の一部が欠けたり割れたりしている箇所があちこちに見られました
細かな亀裂も何か所にも見られます
小さなほころびも積み重なると被害が大きくなることが分かります。今回の葺き替えでどんなふうに仕上がるのか楽しみですね♪
それではここから大屋根の工事開始です!
古い瓦を撤去していきます
全面に構造用合板という板を張ったあと、ルーフィングと呼ばれる防水紙を張ります
瓦の下に張る防水シートは、雨漏りから家を守る重要な要のひとつです。
瓦と軒先にどうしても出来てしまう隙間を防ぐための面戸も新しいものに取り替えました。
このようにしてお家への雨水の侵入を徹底的に防ぎます。
真新しい瓦も届きました
こうして完成した大屋根全体写真がこちらです!
真っ青に輝くピカピカの大屋根が完成しました!
お選びいただいた『釉薬和瓦』はさまざまな色を出せるのが特徴で、釉薬のガラス質の効果で美しい仕上がりになっています。
さらに釉薬のガラス質は見た目の美しさだけでなく、水が浸透しにくい効果もあり、耐久性に優れています。
続いて、玄関庇の破風板はどう変わったでしょうか?
これで風を防ぐ本来の役割を発揮してくれます。
さらに、瓦を伝った雨水がきちんと排水されるように屋根廻りの設備も新しくしました!
樋はお家全体のなかでは目立たない部分ですが、雨水の外壁からの侵入や基礎部分へのダメージを防ぐ大切な箇所です。
こうして屋根廻りの改修工事が完成しました。
屋根工事は単に瓦を葺き替えるだけの作業ではなく、雨水からお家全体を守ることが出来るよう細部まで気を配って工事を行なっています。
雨漏りによる余分なストレスをなくして、安心してお過ごしいただけたら幸いです。
施工事例の最初に、昨秋の台風後にお問合せをいただいたとご紹介しましたが、実際に施工できたのは年を越えて数か月あとになりました。
雨が多い季節に症状が出てからの施工は依頼が殺到するため、調査・施工までかなりの時間がかかります。
今年も梅雨の季節が近づいてきていますので、ぜひ事前の点検・調査をお勧めいたします。
そして、何か気になる点が見つかりましたら、ぜひイーリンクまでお問合せくださいませ。
余談ですが、雨漏りの修理には保険が使える場合があります。
火災保険の内容に風水害補償が含まれているかどうか是非確認してみて下さい。
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