みなさま、こんにちは。
本日は、給湯配管の引替工事をご紹介いたします。
10年前に弊社でオール電化工事をさせていただき、数年前にはエコキュート取替えもさせていただいたお得様より、お風呂のお湯張りでエラー表示が出て、お湯が溜められないとご連絡がありました。
早速にお伺いし状況を調査してみると、配管の途中から漏水している箇所を発見しました。
配管の状況をご覧ください。
Before
写真奥に設置されているエコキュートから室内への水栓へと続く手前まで、配管がかなりの長さ壁伝いに通されていました。
調べてみると、エコキュートにエラーが出る原因のひとつに、風呂循環配管が日焼けによって割れて噴き出すことによる、というものがあることが分かりました。
こちらの配管場所も陽当りがとてもきつく、すぐに傷んでしまうよう見受けられましたので、この機会に配管を引き直しすることをご提案しました。
特に日に当たりやすい箇所にある、水・お湯・循環配管を床下に取り込んで引き直すことになりました。
引き直しの方法としては、今と同じルートで配管カバーを設置して隠す案、配管を床下に通す案がありましたが、職人と共に現場を確認しながらより良い方法を検討し、劣化を防げる床下を通す工事をすることになりました。
また、どうしても露出してしまう範囲も、通常よりテープを多く巻くことで、陽当りに強いものに仕上げることにしました。
床下
新しい配管を床下に通しています。陽ざしによる劣化の心配がなく安心してお使いいただけます。
全体はどのように仕上がったでしょうか。
After
新しく、よりしっかりと保護された配管が引き直されました。
壁を伝う長さが短くなったことで、景観もスッキリし出入りしやすいスペースになりました。
すぐに対応させていただいたことで、お客様にも大変喜んでいただきました。
ちょうどキッチンのIHも調子が悪かったそうで、後日そちらも取替えさせて頂きました。
Before
↓
After
こちらのIHは、Panasonic:KZ-W173S です。これまでお使いのものと同じメーカー製で取替えさせて頂きました。
キッチンの不具合も解消され、快適にお使いいただけるようになりました!
表面に見える症状は似たようなものでも、その原因となっている要素はさまざまです。
新しい工事のときだけでなく、不具合が発生した場合でも、丁寧に確認して手直しが必要な箇所を把握していきます。
長年使い続けるものだからこそ、しっかりとした施工で安心してお使いいただけたら幸いです。
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