明石市　F様邸　店舗改修工事－玄関施工編－

みなさま、こんにちは。

前の記事で解体の様子をご紹介した店舗改修工事は、いよいよ施工に入ります。

入口

前面道路に面したガラス扉とショーケースを撤去すると、かなり大きな開口となります。
全体を玄関扉とするにはあまりにも大きすぎるため、一部は壁面として造作します。

骨組み

新たに設置する玄関扉サイズに合わせて骨組み・壁面を造っていきます。

玄関扉

新しく取付けする玄関ドアは、引戸タイプです。
先に作成した骨組みに合わせてドア枠を取付けします。

ドア枠設置

少し仕上がりイメージが見えてきました。
引戸の脇は壁になるのですが、少しでも玄関内が明るくなるよう一部にFIX窓を入れることになりました。

FIX窓

こちらがFIX窓です。「固定する」という意味のFIXという名の通り、開け閉めが出来ない動かない窓になります。
一見不便に思えるかもしれませんが、壁との隙間がなく気密性に優れ、開け閉めするためのカギも不要のため、防犯性も高まりますので、玄関採光にはピッタリの窓となっています。

玄関

引戸とFIX窓が取付けられ、壁の造作も進めます。
郵便ポストと宅配ボックスも壁埋込みタイプを設置し、室内にいながら取り出せるようにしました。

置き配なども浸透するなか、ちょっとした配達物は不在時でも安心して受け取れると便利ですね。
新たに壁面となったところには、断熱材を入れた上で木材を取り付け、塗装で仕上げます。

玄関外側

新たにお部屋となる室内スペースに必要な配線、玄関ドアホンに必要な配線を整えた上で仕上げに入ります。

仕上げ

左官工事が終わり、玄関らしい佇まいに近づいてきました。
さらに玄関入口内外は、床面もタイル張りで仕上げます。

床面タイル

こうして完成したのがこちらです。

Ａｆｔｅｒ

機能的な新しい玄関スペースが完成しました！

これまで来店客をお迎えしていたところから、ご家族のお客様をお迎えするスペースへと生まれ変わりました。
引戸タイプでスペースを確保し、開け閉めもラクに行っていただけます。

郵便受け・宅配ポスト・カメラ付ドアホンなど、外せないアイテムも使い勝手の良い場所に配置しました。

そのおかげで玄関脇に余裕もでき、新たに室内用エアコンの室外機も設置することが出来ました。
これらの室内スペースの改装の様子は、次の記事でご紹介いたします。

用途を終えたモノやスペースを再利用して、物置き部屋になって持て余してしまうのはもったいないですよね。

ぜひ