みなさま、こんにちは。
本日は、内窓工事についてご紹介いたします。
お得意様より窓廻りからの隙間風対策と内窓設置のご相談がありました。
Before
お客様が気になっておられたのは、ルーバータイプの窓です。
ハンドル
現状ではサッシ廻りにガムテープを張って凌いでおられましたが、開け閉めして使えなくなるため、このハンドルを調整して隙間がなくならないかのご相談と、さらに断熱のため内窓も取付けしたいとのことでした。
というのも、お住まいは集合住宅のため窓サッシは共有部分にあたり、個人で勝手に手を入れることは出来ません。
そのため、専有部分のハンドルと内窓で何とかならないものかとお考えでした。
窓そのものはマンションの大規模改修の時に交換してもらうしかないという判断をしましたので、この度は内窓の取付けのみの工事をさせていただくことになりました。
写真箇所も含めて、ルーバー窓2箇所、引違い窓2箇所の計4箇所に内窓を取付けます。
窓枠
最初に内窓を取り付けるのに必要な枠を手前に取付けします。
既存窓枠の奥行によっては枠を追加せずに内窓を取付けられる場合もありますが、こちらの窓ではハンドルとぶつかってしまうため、新たな枠を取付けます。
かなりの重量になるので、接着剤と長めのビスでしっかりと固定します。仕上げに塗装して、内窓の取付準備が完了です。
そして完成したのがこちらです。
After
白壁と木目の内窓枠のコントラストが映える内窓が完成しました!
こちらの内窓は LIXIL インプラス 透明ペアガラス高遮熱タイプ です。
複層ガラス設計自体にも断熱効果はありますが、高遮熱タイプのガラスには室外側ガラスに特殊金属膜がコーティングされており、それによって陽射しを60%カットし、さらなる断熱効果を期待出来ます。
他3箇所の内窓完成写真もご覧ください。
ルーバー窓2
引違い窓1
引違い窓2
すべて同じデザインで内窓を設置させていただきました。
引違い窓に手すりが取付けられているのに気が付かれたかもしれません。
これは、建築基準法施行令の墜落防止手摺り等の設置条項に該当するためもともと取付けられていたもので、再利用して取付けしました。
(※本来は手すりの隙間は11cm以内が基準ですが、この度は新築時の手すりの通りとしています)
この手摺りの取付けのこともあり、この度はすべての窓に新たな窓枠を設置しています。
こうして快適性を高めた内窓が完成しました。
気がかりだった隙間風も解消され、暖かくお過ごしいただけていましたら幸いです。
現在、令和6年度の「住宅省エネキャンペーン2024」が実施中です。
申請受付は3月下旬からの予定ですが、工事対象期間は昨年11月2日より前倒しで始まっていますので、こちらのお住まいでもキャンペーンのひとつ「先進的窓リノベ2024」を活用する方向で工事をさせていただきました。
申請受付が始まりますと、工事時期に合わせて申請も進めることができますので、皆様にも有効にご活用いただければ幸いです。
気になる点やさらにお知りになりたい点がおありでしたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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