皆さま、こんにちは。
前回に引き続き、雨漏り改修工事をご紹介いたします。前回の屋根編はこちらから。
今回は、屋根の改造に伴う壁の改造と、塗装・防水編になります。
それでは、まず工事前の写真をご覧ください!
2階バルコニーです。
家の裏側と表側の合計2か所にバルコニーがあります。
しかし、写真からも分かるように、手すり部分の腐食や、防水層の劣化が激しく、雨漏りの原因の一つになっていました。
さて、どう生まれ変わるのでしょうか・・・ 工事開始です!
まず、バルコニー部分の壁面の防水処理をイチから行うため、モルタル塗りの壁をめくって解体していきます。
窓や扉を残しつつ、丁寧に・・・
写真は省略しますが、屋根から雨水が流れ込んでいた壁の中の柱や筋交いという構造材もかなり腐食していましたので、取り替えたり補強したりしました。
そして新しく構造用合板という板を張っていきます。
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その後、合板の上から防水シートを張ります。
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そしてその上からサイディングと呼ばれる外壁材を張っていきます。
今回はほかの部分がモルタル壁に吹付け塗装という模様で残りますので、できるだけ周囲と馴染むように、似たようなパターンの外壁材をご提案しました。
そしていよいよ塗装が始まります。
こちらは、塗装前の準備の様子です。
外壁や屋根の継ぎ目には、シーリング材というものでしっかり防水処理をします。黄色いマスキングテープでしっかりと養生してありますね!
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最後に、バルコニーの防水工事です。
防水工事の工法にはいろいろな種類がありますが、今回採用したのはFRP防水です。
雨漏りが起こらないように、防水屋さんと大工さん、左官屋さん等関連する職人と監督で順番や工程をよく確認しあい、工事を進めました。
こういった調整は、一般のお客様ではわからない部分であり、それでいて一番重要な部分になりますから、指揮監督する工務店の監督はとても重要になります。
防水工事に関しては、以前もご紹介いたしましたが、シートや塗料を何層にも重ねて施工していきます。
防水工事が仕上がり、だんだん完成が近づいてきましたね!
ここにアルミ製の新しい手すりが付けてバルコニーは完成します。
それではお待ちかね、完成写真をどうぞ! 足場で見にくくてすみません。。。
元々、雨漏りの一番ひどかった箇所の屋根と外壁です。形がすっかり変わりましたね。
雨水によって軒裏の化粧板も腐食していましたので、張り替えて綺麗になりました。
こちらは裏側のバルコニーです。
防水がきれいになり、手すりもアルミ製の物に取り替えられました。
実は雨漏りの2カ所目はこのバルコニーに原因があったんです。
バルコニーから雨樋に流す部分で亀裂があり、そこから1階の和室に雨漏りがありました。
それで防水の時には念入りに職人と打合せをしてしっかりと保護しました。
手摺の下の部分にも防水がしっかり施してあり、その上に笠木と呼ばれる板金がかぶせられているので、二重の防水構造になっています。
バルコニーの屋根もキレイになりましたね!
併せて、外部照明も取替させていただきました。
また、木製雨戸もアルミ製に取り替えました!
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最後に全体の工事前後の様子を比較してみてみましょう。
【BEFORE】
【AFTER】
G様、この度は弊社にご依頼いただきありがとうございました!
長い工事期間でしたが、梅雨にも台風にも強いお家になりましたので安心してお過ごしください。
これからもホームドクターとして、お家のお困りごとがございましたらイーリンクにご相談くださいませ。
雨漏りでお困りの皆さまも、ぜひこの機会にお問い合わせください!