elink みなさま、こんにちは。
祝日移動の関係で週末から３連休となっていましたが、台風接近であいにくのお天気となりましたね。
台風本体から離れている地域でも、強風や大雨となるところもあるようですので、どうぞ気を付けてお過ごしください。
さて、本日は外壁塗装工事をご紹介いたします。
昨年、お家の水まわりと玄関リフォームをさせていただいたお得意様より、外壁塗装のご依頼を頂きました。
Before
写真では、雨上がりで濡れていることもあり本来より濃い色合いの外壁となっています。
ご相談の際に雨漏りについて心配しておられましたので、先に雨漏り調査をさせていただきました。
雨漏り調査
イーリンクでは、目視だけでなく実際に散水して再現調査を行います。屋根の状態はもちろんのこと、写真に映っているようなサッシ周り、庇などの外壁と接合されている箇所は、特に雨漏りしやすい部分ですので念入りに確認をします。
調査の結果、いくつかの雨漏りの原因が分かりましたので、塗装の前にできる限りの対策をして塗装工事の計画を進めていくことになりました。
塗装といえば塗装屋さんに頼めば安心と思われる方も多いですが、私達のような建築の専門家が全体的な点検や調査
現場指示をする事で、より多くのことが分かったり、見落としがちな不具合もしっかり直すことができます。
それでは、ここから外壁塗装工事のスタートです。
養生シート
すべての工程は、これがないと始まりません！建物全体をカバーして作業を進めます。
シート内側の養生
建物自体にも、塗装が不要な瓦屋根や塗料が異なる庇部分には養生して不要な塗料がかからないようにしています。
ひび割れ箇所
↓
下地処理
ひび割れ箇所には事前に穴を埋めるための下地処理を行い、雨水の浸入を防ぎます。
シーリング
水の浸入経路となりやすい目地やサッシ周りもシーリングを打ちます。
こうした下準備を終え、上塗りまで塗装を行った建物はどのように仕上がったでしょうか。
After
落ち着いた色合いはそのままに建物をリフレッシュすることが出来ました！
前回の塗装から年数がかなり経過していた事や、雨風や陽当りが特に多い面がかなり塗装面の傷みが激しい事から
厚付ローラーという方法で塗装の膜をしっかり付けるよう計画しました。
それで、十分な塗料で外壁全体をカバーし強度も保つことが出来ます。
また、建物全体に見られる細かなひび割れなども目立ちにくくなり、防水の効果も高めることが出来ます。
細かな付帯部も
↓
ツヤツヤの仕上がりに
ベランダ防水
解体前の足場越しですが、ベランダ床はウレタン防水で仕上げています。
ひび割れがあった笠木も補修され、手すりの支柱廻りまで防水塗装を施しましたので、しっかりと水をガードすることが出来ます。
別角度から
こうして建物全体を隙なくカバーする外壁塗装を完成することが出来ました。
雨漏り箇所の修理については、今回の工事では見送りにした箇所がありますが、かなり心配事が解消され喜んでくださいました。
ここ数日の間に立て続けに台風が日本にやってきて、台風シーズンに突入する様相を呈しています。
大きな被害がないことを願うばかりですが、そのためには被害を減らす備えも大きな役割を担っています。
どうぞお家のまわりを今一度確認なさって、気がかりな点がありましたら早めに対策を取られることをオススメいたします。
イーリンクでは専門家だからこその目線と気づきで、必要なアドバイスをさせていただきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
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